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高配当株底値買い投資の記録

【長期個別株投資】高配当株を買う2つのタイミング

皆さん、こんにちは、j8です。

今日は、長期個別株投資で、高配当を買うタイミングについて考えていきたいと思います。

皆さんの中には、下記のような疑問をお持ちの方はいらっしゃるでしょうか?

 

✓ 読者の抱える問題点
・高配当株はいつ買ったらよいのだろうか?
・実際にうまく行っている事例はある?
・大損したくないけどその方法は?

こういった疑問に答えていきます。

 

✓ 本記事の内容
・高配当株を買う2つのタイミング
・三流投資家の僕が採用している方法
・大損しないために気をつける4つのポイント

 

この記事を書いている僕が、実際に実践して、今のところうまくいっています。
こんな僕が、解説していきます。

 

 

 

高配当株を買う2つのタイミング

以下の2つです。

 

1.株価が下落した時
2.配当が上がった時

 

一つずつ、見ていきましょう。

 

1.株価が下落した時

株価が下落した時は、高配当株に限らず、買いのタイミングです。

特に高配当株の場合は、安く買うと、配当利回りが良い状態で入手できるのがポイントです。

 

例えば、1株あたり150円の配当金が支払われる銘柄を、3,300円で入手するケースと、3,600円で入手するケースについて考えてみましょう。

a. 3,300円で入手するケース
b. 3,600円で入手するケース

年利 a =150/3,300×100=4.54%
年利 b =150/3,600×100=4.16%

a の方が、利率が高いですね。

つまり、同じ配当金を得るなら、なるべく安く株を取得して、利回りを高めることによって、投入資金効率を高めることができると言えます。

安く買えば買うほど、高配当株になるとも言えます。

 

ただし、注意点があります。

株価が安くなる理由がポイントです。

株価が安くなるのは下記のような理由があります。

 

①.会社の不祥事やビジネスモデルの崩壊による株価低下
②.会社の業績悪化による株価低下(自社の理由で株価低下)
③.日々のボラティリティーの中での株価低下(自社以外の理由でメインで業績悪化)
④.地合いの悪化

 

①で買うのはよくありません。
なぜなら、会社業績の悪化による株価低下だと、その瞬間は高配当状態で株取得が出来ますが、その後に配当金自体が下がっていく可能性があるからです。
こうなると、配当利回りも下がっていくことになります。
すると、株価も下がって行き、悪循環に陥ってしまい場合があります。

 

一方、望ましいのは③です。
なぜなら、その会社の業績が原因で株価が低下したわけではないので、配当金自体も下がることがないからです。
日々のボラティリティーの中で株価が下落したタイミングは購入タイミングの候補になります。

 

④の市場全体が暴落した時です。

これも株価が下落したタイミングではありますが、個別株の下落ではなく、市場全体が下落するようなタイミングです。

これは絶好の入手タイミングだと思っています。

 

2.配当金が増配になった時

配当金が増配になった時です。

 

例えば、1株あたり150円の配当金が支払われる銘柄を3,000円で保有している銘柄が、増配されて170円になった場合を考えてみましょう。(株価は、3,000円のまま)

a. 150円を3,00円で入手するケース
b. 170円を3,000円で入手するケース

年利 a =150/3,000×100=5.00%
年利 b =170/3,000×100=5.66%

bの方が、利率が高いですね。

配当金が高くなれば、チャンスなのはあきらかですね。

 

ただ、こんなにうまくいくケースはありません。

なぜなら、増配が発表された次の瞬間には株価が高くなってしまうことが多いからです。

したがって、サラリーマンをしながらの兼業投資家の自分にとっては、かなり難易度の高い技だと思っています。

 

三流投資家の僕が採用している方法

僕が採用しているのは、株価が下がった時に購入する1の方法です。

具体的には、今まで取得した単価やチャートからの節目を参考にしたりして、目標の株価を設定して、その株価まで下がったら購入するようにしています。

 

ただ、この時も、保有現金を全部投入するようなことはありません。

S株投資を使って、10株だけ買って様子をみたり、50株だけにしたり、様子を見て100株購入したりと、おっかなびっくり購入します。

こんな買い方なので、買いのタイミングがくるのは3ヵ月に1回とか、半年に1回といった頻度です。

ただ、ひとたび手に入れて、その後地合いが回復すると、常時含み益の状態で、配当金をエンジョイできるようになります。

精神的に安定した状態で、おこづかいが入ってくる状態です。

自分にとっては心地のよい投資法なのです。

 

大損しないために気をつける4つのポイント

とは言え、リスクを伴う株式投資なので、大損しないように、常に自分を戒めています。

大損しないように気を付けているポイントは、以下の4つです。

 

1.試し買いをして様子をみる
2.少しずつ買っていく
3.買えなくて機会損失になっても気にしない
4.含み損になるものとあきらめる(いつかは上がると思う)

 

前述したように、おっかなびっくり、最新の注意を払って、株を購入していくことが必要だと自分自身を戒めています。

自分の経験上、慌てて買ってうまくいき続けた試しがないので、石橋を叩いて、びくびく購入します。

最初は試し買いをして、追加購入の時も、十分に安くなったと納得する価格になってから購入するようにしています。

よく機会損失をして、もうけを逃してしまったのではないかと思うこともありますが、それは全く気にしないことにしています。

また、購入後に含み損になる場合も多くありますが、いくら熟考して購入した株といえども、株価の上下は読めなくて思い通りにならないものと考えて、含み損を受け入れます。

長期投資の基本だと自分に言い聞かせています。

 

 

この手法を使っての最近の成果

2022年1月からこの手法に切り替えていますが、今のところとてもうまくいっています。

スイング投資などいろいろ研究してやってきましたが、うまくいかなかった僕ですが、この手法に変えてからは、常時含み益で配当金も入ってきていて、さらに投資額を増やすチャンスを伺っています。

おそらく、日経平均の伸びに対しては及んでいませんが、『常時含み益&定期的配当金』というところが気に入っています。

 

 

まとめ

まとめです。

 

・高配当株を買うタイミングは、下記の2つ。
  1.株価が下落した時
  2.配当が上がった時

 

・自分は、取得平均単価やチャートの節目を参考に目標購入株価を設定し、そこまで株価が下がった時におそるおそる少しずつ購入するという方法を採用している。

 

・この方法を採用するようになってから、『常時含み益&定期的配当金』をエンジョイできるようになり、精神的に安定して投資が出来るようになった。

 

この方法が友好的か、今後長期に実行しながら、効果確認をしていきたいと思います。
結果はまたお知らせしていきたいと思います。

以上です。

それでは。

 

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