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高配当株底値買い投資の記録

高配当株底値買い投資で使える2つ投資格言と活用方法

高配当株投資で参考になる投資格言って何でしょうか?
どう活用すればよいのでしょうか?

高配当株投資格言の活用の仕方の情報って見かけないですね。

この記事では、投資歴17年のサラリーマン兼業投資家の僕が、その経験を活かして、お伝えします。

⇩記事の内容はこんな感じです。
・高配当株投資で使える2つの投資格言
・僕の投資格言活用法

高配当株投資で使える2つの投資格言

格言1. 『資産家は暴落時に生まれる』
格言2. 『株式投資の儲けは我慢料』

高配当投資をしている僕がいつも心にとめている金言です。

1つずつ見ていきましょう。

格言1. 『資産家は暴落時に生まれる』

暴落時に資金投入すると大きな儲けが得られるということです。

これ逆に言うと、暴落時以外は何も買わないということです。

実はこれ相当難しいことです。

ですが、これは高配当株投資をしている僕が目指している投資スタイルです。

相場の中にいると、大中小のさまざまな “底” があります。

それらの “底” をとらえることを常に考えています。

高配当株投資で狙いたいのは、高配当の株を仕入れて配当を享受することですが、それを安い時に仕入れることも大切です。

なぜなら、安く仕入れることができれば、資金効率が高まるので、より多くの投資が可能になるからです。

さらに、安く仕入れることができれば、値上がりによる売却益も期待できますね。

売却予定がなくても、含み益が期待できます。

含み益は日々の心の安定をもたらしてくれるというメリットもあります。

いつもこの格言を思い出しながら、“底” を狙っています。

JTをうまく小さな底で買えた経験

2022/4/4と2022/5/18の2回に分けて、JTを100株ずつ買いました。

保有を続けていますが、配当金をもらっていて、含み益でもあり精神的な安定を保てています。

特に、4/4購入分は、底をしっかり確認してから購入できた良い事例だと思います。

My JT株取得History
(パンローリング社チャートギャラリーより引用)
著名人の言葉

この言葉の真実を裏付けることを株式投資の著名な先人たちも著書の中で述べられています。

3つほど事例を紹介しましょう。

・『市場が悲観にとりつかれているとき、配当を生む銘柄を買いつづけるものは、結果的にだれよりも得をする』
(『株式投資の未来』(ジェレミー・シーゲル著/日経BP社)より)

・『悲観の極みは最高の買い時であり、楽観の極みは最高の売り時である』
(『テンプルトン卿の流儀』(ローレン・C・テンプルトン著/パンローリング)より)

・『「好景気、楽観時代は思い切った勤倹貯蓄」、「不景気、悲観時代には思い切った投資」という鉄則を樹てて直進することを人にもすすめている』
(『私の財産告白』(本多静六著/実業之日本社)より)

株式投資で財をなした著名な方々も口そろえて、株価下落時の購入を進めています。

コロナショックの振り返り

最近のコロナショック暴落時を見てみましょう。

三井住友FG
2020/3/23(月)最安値 2,508円 → 2022/9/23(金)終値 4,352円 1,844円(+73%)

武田薬品
2020/3/17(火)最安値 2,895円 → 2022/9/23(金)終値 3,789円 894円(+30%)

底の瞬間をとらえることは不可能ですが、その前後をとらえるだけでも利益が取れそうで、長期にわたり含み益の安心感を楽しめそうです。

次に、配当金推移を見てみましょう。

三井住友FG
2010年3月 100円
2011年3月 100円
2012年3月 100円
2013年3月 120円
2014年3月 120円
2015年3月 140円
2016年3月 150円
2017年3月 150円
2018年3月 170円
2019年3月 180円
2020年3月 190円
2021年3月 190円
2022年3月 210円
2010年3月 220円(予想)

武田薬品
2010年3月 180円
2011年3月 180円
2012年3月 180円
2013年3月 180円
2014年3月 180円
2015年3月 180円
2016年3月 180円
2017年3月 180円
2018年3月 180円
2019年3月 180円
2020年3月 180円
2021年3月 180円
2022年3月 180円
2010年3月 180円(予想)

しっかり配当金の出る銘柄は、コロナショック前後でも、配当金は変わらず、安定していることがわかります。

やはり、株価が下がった時の対処法が、資産形成のポイントと言えそうです。

格言2.『株式投資の儲けは我慢料』

早計な行動をたしなめることばです。

金儲けの神様と言われた経済評論家の邱永漢氏のもので、買うのも売るのも、売らないのも、株式投資ではひたすら我慢が必要ということです。

この我慢ができると利益につながるとのことです。

僕は、“底” を狙う投資をしていますが、常に待ちの状態なので、邪念がわいてきます。

「自分の投資法は正しいのだろうか?」、「もっともうかる方法があるのではないか?」、「少し収益が出たから売ってしまおうかな」、「含み損が大きくなってきたから損切りしてしまおうかな」などなど。

しかし、そんな時に、我慢できずにしてしまう行動は、一番やってはいけないことだと思っています。

わき出る邪念を我慢することこそ、最良の方法と実感しています。

ウォーレン・バフェット氏も同じことを言っている

「辛抱強い」や「冷静さ」は知能指数よりも重要かもしれないと私は思っている(ウォーレン・バフェット

ウォーレン・バフェット氏も同じことを言っていますね。

格言にも同じような言葉がある

株式投資で待つことの大切さについての格言を集めてみました、

・もうはまだなり、まだはもうなり

・休むも相場

・相場は明日もある

・売り買いは3日待て(ウォール街の言葉)

結構あります。

僕の投資格言活用法

これら2つの言葉は、僕にとっての金言であり、『高配当株底狙い』投資法の根幹をなすものです。

ただ、この投資法のツライ所は、株価下落時しか購入のタイミングはなく、それ以外のほとんどの時間はじっとみているだけという点です。

これって、株好きにはけっこうな苦痛でしょう。

僕も、ツラくて負けそうになります。

そんな時にこの言葉を見て、自分の行動を戒めています。

株式投資は、高配当株投資に限らず、自分のルールを守ることはとても大切です。

その時に、活用できるのが、投資格言です。

まとめ

今回は、「高配当株底値買い投資で使える投資格言とその活用法」について解説しました。

以下2つが、僕にとっての金言です。
 『資産家は暴落時に生まれる』
 『株式投資の儲けは我慢料』

投資で迷ったときは、これを思い出していきたいと思います。

ではでは。